バットのグリップテープの種類と巻き方
地味だけど、打撃の土台。それがグリップテープです。滑るグリップは、打撃精度の低下とバットのすっぽ抜け(=ケガ・事故)に直結します。 逆に、自分に合ったテープを正しく巻けるだけで、握りの安心感と打感が見違えます。 種類の違いと、失敗しない巻き方をまとめました。
グリップテープの2つの軸:厚さ×素材
選ぶときに見るのは、大きく「厚さ」と「素材(表面の質感)」の2点だけです。
① 厚さ(クッション性)
| 厚さ | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 厚め | 手のひらへの衝撃を吸収。握りが太くなり、しっかり握れる | 手のしびれが気になる人・パワーヒッター・木製派 |
| 標準 | クッションと操作性のバランス型。迷ったらここから | はじめの一本・オールラウンド |
| 薄め | 打球感がダイレクト。バットが細く感じ、操作しやすい | バットコントロール重視・巧打タイプ |
② 素材・表面の質感
| タイプ | 特徴 | 相性 |
|---|---|---|
| ウェット(しっとり系) | 手に吸いつくグリップ感。汗をかいても密着しやすい | 汗ばむ夏・素手に近い一体感が欲しい人 |
| ドライ(さらさら系) | ベタつかず、乾いた握り心地。手袋との相性が良い | バッティンググローブ着用派・手汗が少ない人 |
| 凹凸(パンチング等) | 穴あき・型押しで滑り止め&汗抜け。ズレにくい | とにかく滑りたくない人 |
| レザー調 | 本革風の高級感と耐久。硬めでしっかり | 見た目・質感にこだわる人 |
木製バット派へ:木製は金属より衝撃が手に来やすいので、厚め×ウェットの組み合わせが握りの安心感を高めます。 手袋と合わせるならドライ系もズレにくくおすすめ。 (木製バットの選び方もあわせてどうぞ)
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グリップテープの巻き方【7ステップ】
コツは「下(エンド)から上へ」「均等に重ねる」の2つだけ。 利き手でテープを引きながら、反対の手でバットを回すとキレイに巻けます。
- 古いテープを剥がす:粘着の残りは、あれば拭き取っておく
- 巻き始めを決める:グリップエンド側の端から。テープの先端が斜めにカットされている面を先に貼る
- テープを軽く引っぱりながら:たるませず、少しテンションをかけて密着させる
- 3分の1ずつ重ねる:テープ幅の約1/3を重ねながら、らせん状に上へ
- 間隔を均等に:重ねしろが一定だと仕上がりが美しく、握りムラも出ない
- 巻き終わりを留める:付属の仕上げテープ(フィニッシングテープ)でぐるっと固定
- 握って確認:シワ・段差・ゆるみがないかチェック。気になれば巻き直す
なぜ下から上なのか:下から巻くと、テープの重なりの「段差」がスイング中の手の動きと逆向きになり、めくれ上がりにくくなります。上から巻くと段差に指が引っかかり、めくれやすくなります。
替えどきのサイン
消耗品なので、下のサインが出たら早めに巻き替えましょう。安全と打撃精度のためです。
- 握ると滑る・手汗でツルツルする
- 端がほつれ・めくれてきた
- 粘着が弱ってズレる
- 汗・汚れで硬くゴワついた
テープ自体は数百円。すっぽ抜けの事故を防ぐ保険と考えれば、こまめな交換は安いものです。
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よくある質問
Q. テープの上からさらに滑り止めスプレーは必要?
必須ではありません。ウェット系や凹凸タイプを選べば、多くの人はテープだけで十分です。 真夏の手汗が特に多い人は、松ヤニ系のグリップ剤を併用する手もあります(用具規定の範囲で)。
Q. 素手派だけどテープは巻いた方がいい?
はい。素手でもテープはグリップと衝撃吸収の役割があります。 素手ならウェット系の薄め〜標準が、手との一体感が出ておすすめです。