草野球の相互審判のやり方【球審・塁審の基本とジャッジのコツ】
「審判、誰かやって」——草野球あるあるの一言。専門の審判がいないチーム同士では、両チームで審判を出し合う「相互審判」が一般的です。 でも、いくつかの立ち位置とコールさえ覚えれば、初めてでも大丈夫。 もめないためのコツもあわせて紹介します。
いちばん大事なこと:迷っても「はっきり・すぐに」コールする。曖昧な態度がいちばんもめます。 見えなかった時は正直に言って、両チームで確認すればOKです。
まず決めておくこと
試合前に両チームで確認しておくと当日スムーズです。
- 誰が出すか:多くは「攻撃側が審判を出す」方式(攻撃側審判)。球審・塁審の担当を決めておく
- 特別ルール:リード禁止・盗塁の可否・コールドの条件など、ローカルルールを共有
- ボール:使用球と、ファウルボールの扱い(拾いに行くか)
球審(キャッチャーの後ろ)の基本
球審はストライク/ボールの判定が主な仕事。捕手の後ろに立ちます。
- 立ち位置:捕手の斜め後ろ、頭を打者の内側の肩あたりの高さに。ボールの出入りを見やすい位置で固定
- ストライクゾーン:ひざ〜胸のあたり×ホームベースの幅。自分の基準を1試合通してブレさせないのがコツ
- コール:ストライクは right手を上げて「ストライク!」、ボールは声のみ「ボール」。アウト・セーフも球審が兼ねる場面が多い
- 安全:ファウルチップに注意。マスク着用を強くおすすめ
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塁審の基本
塁審はアウト/セーフの判定が中心。打球や送球が見やすい角度に動きます。
- 立ち位置:塁の少し外側、送球とベースの両方が同一視野に入る角度に。打球方向で動く
- タイミングを見る:「ボールがミットに入る音」と「足がベースに着く」のどちらが早いか。目と耳の両方で
- コール:アウトは right手を握って上げ「アウト!」、セーフは両手を横に開いて「セーフ!」。はっきり大きく
- 間を作る:一瞬「見てから」コール。早すぎる判定は誤審のもと
コール&ジェスチャー早見表
| 判定 | ジェスチャー | 声 |
|---|---|---|
| ストライク | 右手を上げる(横に出す流儀も) | 「ストライク!」 |
| ボール | ジェスチャーなし | 「ボール」 |
| アウト | 右手を握って上げる | 「アウト!」 |
| セーフ | 両手を水平に大きく開く | 「セーフ!」 |
| ファウル | 両手を上げて「ファウルボール」 | 「ファウル!」 |
| タイム | 両手を上げる | 「タイム!」 |
もめないための5つのコツ
- はっきり・すぐに:自信がなくても迷いを見せない。声とジェスチャーは大きく
- 見えたことだけ言う:見えなかったら正直に。無理に決めない
- 基準を通す:ストライクゾーンは1試合ブレさせない。両チーム平等に
- 感情を持ち込まない:自分のチームに有利な判定はしない。フェアが信頼を生む
- 抗議は代表者が冷静に:もめそうな時は主将同士で。全員で詰め寄らない
よくある質問
Q. ハーフスイングはどう見る?
バットがボールを追いかけて振り出したか、で判断します。迷ったら「振っていない=ボール」寄りに見る審判が多いですが、 チームで基準をそろえておくと揉めません。
Q. 走塁妨害・守備妨害は?
草野球では細かく取りすぎず、明らかなものだけ拾うのが円満です。判断に迷う場面は、 両チームで話し合って決めればOK。ルールの基本は試合の進め方・基本ルールもどうぞ。